Ver8
C ファイルの入出力・印刷
[C-008]ファイルの読み込み時に「座標が範囲外になる〇〇個のデータを削除しました」のエラーが出て読み込めません
[要因・操作概要]
実寸法師の作図範囲(原点0.0から±10㎞)外に要素が作図されているため削除された可能性があります。
読み込み時にスケールを小さくすることで作図範囲内に全ての要素を収め、 機能[移動 – 拡縮 – 通常]で、元のサイズに拡大しながら、要素が作図範囲内に収まるよう原点位置を移動させます。
[操作方法]
例として、DWGファイルをスケール:0.01で読み込み、倍率:100で拡大します。
- 実寸法師画面上部の[ファイル – 読み込み]を選択します。
- ファイルの種類を「AutoCAD図面ファイル(*.dwg)」に設定し、右側の「設定」をクリックします。
- AutoCAD図面ファイル読み込み設定画面が表示されるのでスケールを「0.01」にして「OK」をクリックします。
- 読み込むファイルを選択して「OK」で読み込み(エラーメッセージが出ないことを確認)を行います。
- 機能[移動 – 拡縮 – 通常]で全要素を選択、倍率に「100」を入力、基準点を要素の近くに決定、移動先を作図範囲中央(X:0.Y:0)付近に指定します。
指示した点の座標値は図面左下で確認できます。 - 「範囲外エラーです」のメッセージが出ないことを確認できたら読み込み完了となります。
更新日:2022/09/26