Ver9
B 作図・機能
[B-014]拡張色の使用方法
[操作概要]
実寸法師画面上部の[ファイル – 実寸法師の設定]の[基本]で拡張色の使用を可能にします。
その後、「条件/色」の「その他の色」から拡張色を作成します。
拡張色を「パレット」に登録する方法は[B-015]を参照してください。
拡張色の「詳細設定」については[B-016]を参照してください。
[操作方法]
後述する「参照(W)」ボタンの右横の「▼」で、Windowsの色の設定画面とAutoCADの色選択画面を切り替えることができます。詳細は[B-018]を参照してください。
※以降の説明では、Windowsの色の設定画面を用いています。
(1)拡張色使用可能設定
- 実寸法師画面上部の[ファイル – 実寸法師の設定]を選択します。
- 実寸法師の設定の[基本]を開き、「使用可能色数を拡張する(X)」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンをクリックします。
(2)拡張色の使用方法
拡張色を選択・作成し、作図に使用できます。
※図面中に作図された色は、条件を参照することで、その色を作成していなくても使用することができます。
- 「条件/色」または「フィルタ/色」を開き、「その他の色(E)」をクリックして、色設定画面を開きます。
- 色設定画面右上の「参照(W)」ボタンをクリックします。
- 色の設定画面の「基本色(B)」から使用したい色を選択して「OK」をクリックします。
※「基本色(B)」に使用したい色が無い場合、色を作成します。下記の(3)拡張色の追加登録方法を参照してください。
※作成した色を「詳細設定」の「パレット編集(P)」で追加すれば、表の「条件/色」(パレット)から選択できるようになります。詳細は[B-015]を参照してください。 - RGBに選択した色が表示されるので、「OK」をクリックして作図します。
※上記の方法で作図した図面をVer8で読み込んだ場合、白色で作図されます。
設定・使用した拡張色は、「その他の色(E)」の下に履歴として残ります。(最大48色)
履歴を削除したい場合、削除したい色にカーソルを合わせて[Delete]キーを押します。
(3)拡張色の追加登録方法
拡張色を自分で作成し、追加登録することができます。
- 「条件/色」または「フィルタ/色」を開き、「その他の色(E)」をクリックして、色設定画面を開きます。
- 色設定画面右側の「追加(A)」をクリックします。
- 「参照(W)」から追加したい色を選択し、必要であればRGBを調整します。
- 拡張色に名前を付け、代替色を設定します。
「近似色(N)」をクリックすると、基本色の中で設定した拡張色に近い基本色を選択できます。
※代替色は、拡張色に対応していない一部の機能で使用します。
※代替色を設定していない場合は、前景色(白/黒)で表示されます。 - 「OK」をクリックします。
※上記の方法で作図した図面をVer8で読み込んだ場合、代替色で作図されます。
更新日:2024/04/01